あんじょう顔

湯木佐知子

船場吉兆社長

大阪の高級料亭の「船場吉兆」本店が

約2カ月ぶりに営業を再開したそうな(1/22)。

再開初日は予約客で満席に近い状態だとか。

へぇ〜・・・。老舗だから支持する人も多いのかなあ。

だけど、さっそくその本店の前では

労働組合から辞任を求める抗議行動があったそうな。

前日の記者会見では、

旧経営陣で、自分だけが退任せず

社長に就任したことについて、佐知子サン本人が

事業の継続性

いうことを考えました場合、

わたくしが就任する事が

あんじょういく

んじゃないかな、と思いました」

と、釈明していたっけ。

辞書を調べると

「あんじょう」は「味よう」がなまった言葉で

味が良い→具合が良い

ということのようだ。

さすが、老舗高級料亭の女将らしい言葉遣い

と、いいたいところだけれど

・・・そもそも味の問題じゃない、よなぁ。

どうせ味はわからないから、偽装したって大丈夫と

客を見くびってたんだよね。

前回の釈明記者会見の時に

取締役の長男にむかって、隣の席から

答弁をヒソヒソ指示したことについて

記者から質問されると、こんどは

マイクが精巧で声が拾われるとは思っていなかった

という釈明をした。

あはは。そこを反省してどうする!

テレビの前でツッコミをいれちゃった。

客の舌を見くびって失敗し、

録音技術を見くびってたから、失敗した。

だから、見くびらなければ大丈夫、ということで

きっと社長就任したんだろうなあ。

だけど、そうなんだろうか。

ワタシはちっとも料理のことはわかんないけれど、

和風料理は、ダシが決め手だっていうじゃない。

基本のダシが駄目なら

その上にどんなに技巧を凝らしても

美味しい料理にはならないことは素人でも理解できる。

女将や経営者は、いわばダシなんじゃないかしら。

結局、料理人はじめ従業員の

どこをどう改善しようとも

質の悪〜いコンブでダシをとってるかぎり、

あんじょういかない




 TOPページ   ランキング一覧   ご意見


イラスト・文章の無断転載を禁止します/著作・松村宏