高山植物顔

桜庭一樹

第138回直木賞の受賞が決まったそうな(1/16)。

格闘技ファンなら、アレっと思う名前。

IQレスラー桜庭和志とアルファベット表記で

SとKのたった一字違い。

そのせいか、ワイルドでタフなイメージだったんだけど

テレビに映し出されたのは

高山植物のように控えめで小柄な女性だった。

ところで今回の受賞作の「私の男」も

昨年日本推理作家協会賞を

受賞した「赤朽葉家の伝説」も、

地方が舞台だということについて

「自分が地方出身なので、

あるテーマを書くときに

共感してもらいやすい舞台かもしれない。

時間が止まっている。

過去と現在を書こうとするときに、

都会を離れて地方に行った方が書きやすい」

と記者質問に答えたそうな。

ちなみに桜庭サンはワタシと同じ高校の出身。

同じ風景を見ている可能性は大きい。

・・・時間、止まってるかな。

たしかに、どこに目を向けても

人があふれている大都会とは違って、

視界に人が入らない風景を見る機会は断然多いから

時間が止まっているような錯覚をおこすことはあるかもね。

でも、ちゃんと時間は動いていてさ、

こないだ帰省して、朝日町で飲んでたときなんか、

はっと気がついて時計を見たら、針が

夕方かと錯覚するような時刻を指していていた。

うーん。どこへいったんだ、あの時間は。

同じ高校出身だけど、

時間に対する感覚がずいぶん違うんだろうか。

ところで桜庭サン、受賞した喜びに

「深酒、夜ふかし…顔に吹き出物が

いっぱいできるようなことがしたい。

とりあえず明日の夜(1/17)

体に悪いものを食べて、寝ます」

と答えたんだってさ。

なんだ、やっぱり似てるな。




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