尾野真千子

朝ドラ「カーネーション」が終了

2012.3.31更新


だらず様、「カーネーション」が終わりましたね。

ものすごく面白かったなあ。

一回も欠かさず見ました。

ワタシは朝ドラ史上ずば抜けた傑作だったと思います。

主役の尾野真千子さんが大評判でしたが

ワタシは脚本家の渡辺あやさんの筆力に

うなりっぱなしの半年でした。

登場人物の性格づけ、人生の彫り込みが

実に見事、セリフや動きがリアリティあふれていて

実在の人物伝ドラマだということもあるんだろうけど

出てくる人物がみんな、実際にどっかで見かけたような

どっかで関わったことがあると思わせるような

生き生きとした、つまり、ホントにいそうな人ばっかり。

あんな台本もらったら、さぞかし役者さんは演じていて

やりがいがあっただろうし楽しかったろうなあ。

ほっしゃん。の北村はじめ

近藤正臣の組合長、

麻生祐未のお母ちゃん、

濱田マリのおばちゃん、

甲本雅裕の木之元のおっちゃん

腹の据わった看護婦長、

C調の病院院長などなど、

おもわず似顔絵描きたくなるような

味のあるキャラクターが目白押し。

あ〜あ。彼らにもう会えないと思うと、とても残念。

でも、それだけじゃなく、カーネーションは

美術セットや衣装、照明、映像技術なども、

これまでの朝ドラと一線を画す

秀逸な出来だったと思います。

そしてドラマの最終回は、奇想天外な構成。

今回の朝ドラの企画が小原(小篠 )家に持ち込まれ

それを幽霊(!)になった糸子が

喜んで後押しするという展開。

ドラマの最後のシーンではどこかのおばあちゃんが

病院のロビーに置かれた大型テレビで

「カーネーション」を見始める。

朝ドラが大好きだった主人公の糸子と

NHKの一般視聴者とを

重ね合わせた象徴的な人物ということなんだろう。

そこでドラマのオープニングタイトルが

全編のエンディングになるという、

前代未聞の粋な演出。

う〜ん。最後にまたやられた。

「転生」をオチにするとは・・・。

リーインカーネーション




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