ご意見顔

宮崎駿監督

広島地裁が鞆の浦

埋め立て免許の差し止めを

命じる判決を出したそうな(10/1)

これで映画「崖の上のポニョ」の

構想を練ったといわれる美しい景観が

とりあえず守られることになったわけだ。

宮崎監督はスタジオジブリに

集まった記者たちに

「大変な文化財を破壊するには、

準備も計画もずさんだった

という判決は

非常に的を射ていたと思う」

と語ったとか。

ただ、これまで監督は

埋め立て工事について

賛成・反対の立場は取らずにいた。

「勝ったとか負けたとかじゃなくて、

仕切り直してもう一回

冷静に考えてほしい。

問題を単純化すべきではない。

これは、日本全体

抱えている課題。

この国土をどうやって、

落ち着いた住みやすい場所にするかを

考えていくしかないと思う」だって。

確かに、経済効率や利便性を

最優先して突っ走る時代は

曲がり角に来ていると思う。

だけど、ハンドルを切って

どこへ向かうのが問題。

ポニョの映画に出てきた

主人公のお母さんも、

前半はやたらスピード出して

自家用車をぶっ飛ばしてたけど

後半車に乗れなくなってからは

どこか途方にくれてたもんね。

宮崎監督自身も

実はハッキリとしたあるべき

ビジョンが描けてないのかも。

鞆の浦で、将来の日本像を考える

シンポジウムでも開くと

いいんじゃないかね。




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