ストップ顔

大関琴光喜

優勝争いトップの横綱朝青龍を

上手出し投げで破って

対朝青龍戦の連敗を28でストップさせた(3/21)。

いや〜、相撲ってわからない。

琴光喜が大関昇進した勢いの時にも

止められなかった連敗が

なんで今場所止まっちゃうの?

なにしろ今場所の両者の調子はまるで正反対。

4場所ぶりの優勝に向けて

全勝街道ばく進中の朝青龍は、

どこにもスキがなく誰の目にも絶好調だった。

それに引きかえ、琴光喜は

誰の目にも精彩を欠いていて

前半二度の三連敗で6敗。

いつ休場するって言い出してもおかしくないほど

相撲に覇気がなかった。

とてもこんな結果になるとは

予想がつかないもん。

だから、この勝敗について

琴光喜の五年越しの勝利を讃えるより

「朝青龍の異変」ととらる向きも多いみたい。

エンジン全開にして突っ走ってきた

朝青龍だったけど、場所前の稽古量の蓄積がなかったから

ガス欠を起したんだとする説。

だけど、琴光喜が土俵中央で

朝青龍の上手を切って放った

出し投げの切れ味は天下一品だったよ。

ここは素直に褒めたいな。

相撲技のお手本として相撲教習所で

画像保存すべきくらいなシロモノだった。

五年ぶりの勝利が、立会いの変化や

土俵際の引き技ではなくて

琴光喜の必殺技・伝家の宝刀とも言うべき

上手出し投げで決めたというのが

なによりも価値があるんでない?

五年間にも渡る苦汁が染みて

ものすごくいい

出汁投げ!




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