インパクト顔

芋洗坂係長

一人話芸の日本一を争う

「R―1ぐらんぷり2008」で準優勝(2/17)。

実力派のなだぎ武が昨年に続き連覇したので

2点という僅差だった初決勝進出の芋洗坂係長は

日本二のピン芸人になった。

とはいえ、この生放送番組に登場するまで、

ワタシは見た事も聞いた事もない人だった。

なのにキャラクターは超強烈!

ひと目見たら忘れない、とはこの人のことだ。

大五郎みたいなヘアスタイルに無精ひげ。

いまどきどこにも売ってない極デカのとんぼメガネ。

これでもかと、せり出した太鼓腹。

そのせいで前ボタンがしまらない背広に、

派手なツートンのネクタイは短すぎて前掛けみたい。

まるで欧米の漫画家が日本人のビジネスマンを

馬鹿にして描くようなサイテ〜なサラリーマン。

その戯画から飛び出してきたような

ハゲ・デブ・メガネを徹底的に強調したスタイルで

会社員の悲哀を舞台狭しと唄い・踊りまくる。

生放送のテレビの前でワタシと同じように

笑い転げてしまった

日本人はいったい何万、何十万人いるんだろう。

ところで、「芋洗坂係長」の芸は漫談のように見えて

実はジャンルで言うとコント、寸劇、

あるいは一人芝居というべきものではないかなあ。

会社の宴会で、挨拶ならびに余興を披露する

出世の遅れた中間管理職の面白いオッサン、という設定で、

観客はその宴会に集まった社員という役回り。

だから、「芋洗坂係長」は一人話芸というよりむしろ、

一人芝居の役者演技に近いのかもしれない。

そう思って調べたら、やっぱり。

現在はアンテナコンテナという劇団に在籍し、

舞台を中心に活動してるそうな。

もともと最初はあの俳優・田口浩正さんと

二人で「テンション」というユニットを

組んでたこともあったんだってね。

つまりお笑い芸人というよりは

劇団員・役者の方がイメージが近いのかも。

なるほど〜。「芋洗坂係長」は

役作りしたキャラクターだったんだね。

じゃ、本人はどんな人なんだろう。興味がわくなあ。

特技はタップダンスで、

趣味は似顔絵だそうな。むむ。

もしかしたら、ワタシの強敵かも?

これでブレイクしたら、近いうちにバラエティ番組で

絵を目にする機会があるかもしれないね。

TVチャンピオンの似顔絵師選手権で

ワタシも昔、一票差で優勝を逃した経験があるので

心情的に敵というよりは、

お友達になりたいもんですけど・・・。




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