気持ち顔

星野仙一監督

北京五輪で、米国相手の

三位決定戦にもやぶれ

日本代表チームはメダルを逃した(8/23)

「金メダル以外はいらない」

がスローガンだったから、当然かな。

ただ、掛け声は勇ましくても、

実積は、上位3チームに5戦全敗。

銅メダルどころか

銅にもならない



と、ふだんならここで終わるんだけど

言いたいことがあるので続ける。

「最後は気持ちの勝負になる」

星野監督は常々言って来た。

そこで特に「熱いハート」を持った選手を

候補に選んできたはずだった。

主将の宮本選手は、

準決勝の韓国戦に負けたとき涙ながらに

「韓国の金メダルに対する

強い気持ちを感じた」と語ったとか。


だけど、その「気持ち」ってなんなのよ。

対照的に金メダルに輝いた日本女子チームは、

あるメンタルトレーニングを取り入れてたそうな。

脳生理学や心理学をもとに脳を鍛える

「ブレイントレーニング」というんだそうだけど

開発者の西田文郎さんによると

究極のエネルギーは脳を素直に

することで得られるんだそうな。

自分だけのために頑張っている時の脳は

素直じゃない状態なので、

周囲への感謝の気持ちと、

子供に夢を与えるために金メダルを獲るという

使命感をエネルギーにする

訓練なんだとか。

具体的には、選手の心の支えとなる

大切な人を紙に書き出させたり、

お世話になった人に実際に

挨拶に行く事などを行うんだってさ。

鉄腕・上野由岐子投手は五輪の前に

高校時代の恩師の墓参りに行ったそうな。

そう聞くと、ずいぶんと古めかしい

道徳教育に過ぎないように感じるけど

それが世界一の原動力になったんだとしたら、

虚心坦懐にめちゃめちゃいい話ではないか。

星野監督以下、日本代表野球チームが

大切にしていた「気持ち」とは

結局、「勝ちたい」とか

「一番になりたい」という

でしかなかったんじゃないのかなあ。

でもそれは、脳が素直じゃないんだってさ!




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