非暴力顔

ダライ・ラマ

インド・ダラムサラでの記者会見で、

中国チベット自治区などでおこっている

騒乱について

「チベットで暴力が続くなら、

わたしは退位する」

と語ったそうな(3/18)。

さすがノーベル平和賞受賞者だ。

ところで「ダライ・ラマ」という称号は

世襲ではなくて、先代の死後に

生まれ変わりを探すという形で

チベット仏教の最高指導者の

地位を継承してきたんだったよね。

今のダライラマさんも先代の死後に

特命を受けたお坊さんたちが探し出して来たらしい。

なんでも、先代が生前愛用していたいくつかの遺品を

関係のないものの中に混ぜておいて、

その前に赤ん坊だった今のダライラマさんを置いたところ

なんの躊躇もなく、その遺品を選んで手にしたのが

生まれ変わりの証拠だとされたとか。

なんともスゴイ話だ。

血のつながりをまったく無視、

絶大な権力と財産を世襲でなく

こういうシステムで継承させるってのが驚きだ。

世襲にするとどうしても腐敗や権力闘争を

招きやすいのが人間という生き物。

あるいはそれを防ぐ賢い知恵なのかもしれない。

だけど、今回、何代にも渡ってきた

最高指導者が初めて生まれ変わりでない

人物になるんだろうか。

生まれ変わりや死後の世界などを

完全否定して、江原啓之サンなどに喧嘩を売る

早稲田の大槻センセあたりは

当然だと喜ぶかもしれないけれど

ワタシとしては、非科学的だと言われようが

中国の指導者たちに今すぐ

生まれ変わってほしい。




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