七・三分け顔

秋山直紀

日米平和・文化交流協会常勤理事

参院外交防衛委員会に参考人として出席して

質疑に答えたそうな(1/8)

「巨大利権を操る防衛フィクサー」で

「久間や額賀を手玉に取る」大物と

週刊誌なんかにおどろおどろしく

書き立てられていたので

いったいどんなコワモテな

ジジイが出てくるかと思ったら

テレビ画面に映っていたのは

散髪屋から出てきたばっかりのような

七・三分けの小太り中年ではないか。

う〜ん。ちょっとガッカリ。

でも、まあそんなもんかもしれない。

ワタシが映画ゴッド・ファーザーの見過ぎかも。

昔、司馬遼太郎サンが書いてたもんな。

東条英機を調べていて

あらゆる資料を当ったけれど

どこをどうみても、地方の村長さん程度の

小さな人物でしかない、

あれだけ大それたことを成した人物として

納得のいく確証をどうしても得ることができなかったんだとか。

つまり、人間を決めるのは本人の

資質や才覚だけじゃないってことかな。

大きな渦があって、なにかの拍子で中心付近に

はまって巻き込まれてしまうと、いつのまにやら

本来その人が持っていないはずの

大きな力を出してしまっている。

防衛利権という巨大な渦があって

金儲けをしたい武器商人と

権力欲におぼれる政治家と

無能で怠慢な役人が、がっちりはまって

グルグル回っている。

それを潤滑に回転させる役割が

たまたまこの人だったんだろう。

ただし、社会に対して

良い役割と悪い役割がある。

この人の場合、

それが七・三?

いや三・七?




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